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 3月7日付けの日経IT Proの以下の記事。ひかり電話にトラブルが起こってNTTの対応に納得がいかないという論調です。

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 順調に契約者数を伸ばすNTTのBフレッツ。その牽引役の1つになっているのが,IP電話サービス「ひかり電話」だろう。
私もすでに2年近くひかり電話を利用しているのだが,ここ半年に3度ほど,トラブルに遭遇した。1回目は2006年9月に発生した,
ひかり電話がつながりにくいというトラブルだ。これについては過渡的なトラブルととらえていた。だが,2回目,3回目のトラブルでは,
その対応にやや疑問を感じた。

"http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20070305/263856/">利用者にスキルを求める?
“ひかり電話”:ITpro

 記事を要約すると、記者氏はひかり電話ルータの配下に自前のルータを設置し、
自前のルータ側でインターネットとフレッツスクウェアに接続している。停電などが起こり、
再度接続するときに自前ルータ側が先にPPPoEセッションを2つ使用してしまうため、
ひかり電話ルータのVoIPユーザー認証のためのPPPoE接続ができない。

   NTT<====>ONU<====>ひかり電話ルータ<====>自前ルータ<====>クライアント

 このときにNTTの説明は切断から5分以上経ってからONU、ひかり電話ルータ、自前ルータの順番で起動して欲しい。
最新のファームウェアではVoIPの認証が完了するまでPPPoEブリッジ機能を停止する機能があるので、
ファームウェアをアップデートすれば問題は解消するというもの。

 この5分以上というのはフレッツ網との接続を正常に終了しなかった場合には、5分間接続できないというNTTの仕様によるものです。
切断処理されず再度PPPoE接続要求を行うと二重セッション要求として処理され、接続することができません。
このセッション開放時間が5分間というわけです。

 記者の視点はあたかも一般ユーザーのように記述していますが、この部分がひっかかります。

 そもそも一般家庭でひかり電話ルータの配下に別のルータを設置することがあるかというと、まずないでしょう。
無線LANを利用したいために無線LANルータを設置することはあるかもしれませんが、
バッファローなどの多くのメーカーはわざわざ専用スイッチを用意して、誰でも簡単にルータ機能をOFFにできるようにしています。
つまり無線LANメーカーも何らかのルータの配下に置かれることを前提に製品開発をしています。

 スキルがあることを前提とした事を行っているのに、「ユーザーにスキルを期待している?」というのはナンセンスでしょう。
ひかり電話ルータでルーティングさせていれば起こらない問題ですし。

 最近日経本誌から始まって、全体的に記事の品質が低下しています。現実的に競合媒体がない以上、品質向上を望みます。