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「DoCoMo 2.0」の謎

  やじるまWatchの5月15日付けの記事に、DoCoMo 2.0の不吉な読み方があります。

 「DoCoMo 2.0」
   ↓
「どこもにいてんぜろ」
   ↓
「ドコモに移転ゼロ」

  不覚にも半笑いをしてしまったのですが、業が深いというか…  記事中にカッコイイCMってありますが、
カッコイイですか? 1990年代後半のCMを思い出してしまったのですが。昨今流行の70~80年代がスライドして、
90年代になったのか(笑い)

もし、この「謎」がネットで大いに盛り上がり、NTTドコモへのネガティブキャンペーンの格好の材料となってしまったら

 
「DoCoMo 2.0」に秘められた謎? 変換すると「ドコモに移転ゼロ」に。 Narinari.com

 

[追記 2007/5/17]

 代理店に喜んでだまされてるドコモですが、CMのクリエイティブはTUGBOATが作っているそうです。当然ですが、
電通が絡んでいます。
 大前研一さんは以下のように経営学の視点で論評されています。

style=”MARGIN-RIGHT: 0px”>それは、今、ドコモが大々的に広告している「ドコモ2.0」という広告です。

     『そろそろ反撃してもいいですか?』

のキャッチコピーを見て分かるように、この戦略は完全に同業他社に反発し、それを打ち負かすことだけを考えたものです。

こういった考え方を、経営学では、「コンペティティブ・リタリエーション(競合反発)」と呼び、
経営者が選んではいけない戦略の1つになっています。

なぜなら、この考え方は、業界収益をなくし、自分も相手も血だらけになるだけという結果をもたらすからです。

大前研一
「ニュースの視点」WEB:KON162 トヨタの“謙虚さ”とDoCoMoの“傲慢さ”から見える経営の本質

ドコモの新CMキャラクター 旬すぎてます

  ドコモ2.0で気炎を上げようとしているNTTドコモですが、新CMキャラクターが発表されました。

 NTTドコモは、2007年度の新CMで浅野忠信、長瀬智也、妻夫木聡、瑛太、吹石一恵、土屋アンナ、蒼井優、
北川景子の8人を起用することを明らかにした。


ケータイWatch – ドコモ、新CMに浅野忠信、長瀬智也、妻夫木聡ら8人を起用

 優しい言い方をすると円熟味があるというか、マニア好みというか、代理店ホントーに大丈夫か?
 というのが最初の感想。どれも微妙に旬をすぎてるんですよねぇ。1~2年前であれば妥当だと思いますが。

ドコモ2in1っていいなぁ…

 自称MNP敗者のドコモから夏モデル904iの発表がありました。

■2in1は素敵

 ドコモが新しく発表した904iシリーズですが、素敵なネットワーク機能が付加されました。
いわゆる複数の電話番号を一つの携帯に着信させることができる機能ですが、よく考えられています。
従来の複数番号着信の弱点を上手に回避して、新しく付加価値を加えています。

 唯一の弱点は、B側のメールがWebメールになってしまうところでしょうか。
メール着信時にどのモードの宛先に着信したのかをタグで振っておけばいいだけなので、不思議ですよね。
返信時に誤った発信元で返信しないような配慮かもしれませんが、ぜひ904isではA・B等価にして欲しいですね。

 ビジネスとプライベート、メインとサブなど、さまざまな用途で利用できる2in1だが、AモードとBモードで、
利用できる機能が若干異なる点には注意が必要だ。Bモード設定時にはプッシュトークは利用できず、
SMSについては受信はできるが送信には非対応。海外ローミングはAモードのみの対応となる。
またBモードのメールはWebメールでの提供となる。URL入りのメールで着信を通知する機能が用意されるため、
メール着信を逃す心配はないが、端末内に取り込むためには手作業で保存の操作をする必要がある。

 すでにドコモと2回線の契約があるユーザーは、904iシリーズを購入する際に、
2つの番号を1つの端末に統合することも可能だ。ただし、A回線は機種変更扱いで継続して利用できるものの、B回線にする電話番号は、
手続き上いったん解約する必要があるという。経年割引などはすべて解除されるほか、いちねん割引に加入している場合で、
更新月以外にこの作業を行う場合は契約解除料も発生するので注意が必要だ。


ITmedia +D モバイル:携帯が2つの顔を持つ──「2in1」はどんなサービス?

 これだけのためにドコモに移ってもいいかなぁと思える機能です。

 

■うた・ホーダイは新曲が自動ダウンロードできれば最高

 Yahoo! Music(米国)やPandraのように、
ユーザーの好みに合わせて自動的に新曲をダウンロードできれば最高ですよね。過去一週間ぐらいの間に聞いた曲を学習して、
ネットワーク帯域に余裕のあるときに自動ダウンロード。一定の割合で学習とは別に新曲を混ぜておいて、
歌手と曲をレーティングしていけば音楽市場が拡大すると思います。

 現在の30~50代は以前の音楽に対しては、積極的に購買※しますが、
新人やチャート上で流行っている曲に関しての購買は消極的です。これは新曲にふれる機会が減少していることがきっかけですから、
自動レコメンド機能で新曲にふれさせることができれば需要を喚起することも可能になります。

※iTunesの2006年ベストセラーアルバムを見ると、10年前に流行っていた人たちがランキングに現れています。
2006年のオリコン アルバム年間ランキングとは大きく異なります。
ちょうど10年前に10代後半から20代前半の人たちが好んでいたものがランキングしておりiTunesの顧客年齢層の高さがわかります。
(チャートの信憑性が期待できず恣意性がある可能性があります。これはGFKのような正確性の期待できるデータ提供元がないためです)

参考リンク:
ITmedia News:iTunes年間ランキング、トップは宇多田とモーツァルト

参考リンク:
オリコン2006年アルバム年間チャート-うっきーのチャートチェック

 

■端末自身に魅力があるかというと…

 売りにしているのは2in1、直感ゲーム、うた・ホーダイとどちらかというと、地味な分野ですよね。
2in1以外は別の代替えサービスがあるわけですし。

 端末の魅力として直感(体感)ゲームを売りにしていますが、これはちょっと疑問です。
携帯ゲームの利点は狭間時間で手軽にできることです。狭間時間のほとんどは他人のいる場所になりますから、
そんなところでいきなり携帯を傾けたりしていたら、変な人ですよね。

 これが欲しいっていう端末がないのが904iの一番の欠点。全部優等生というか、わくわくする端末がないのが残念。

 2in1が入ったから、904iにしたのでしょうが、
903iでオプション相当になっていたHSDPAを標準にすれば使い勝手があがるので、ぜひ入れて欲しかった機能です。
(スピードよりも遠距離基地局との通信品質向上が使い勝手をあげている部分。地下でフルブラウザを使用していると、
引っかかりが多くて使い勝手が悪かったのが、HSDPA対応機だとスムーズにブラウジングできる。日比谷線で通勤すると、
非常にありがたい機能です)

 2in1はかなり高度なことが必要なのは、以下のITmediaの記事が詳しいので、ご覧ください。

簡単そうに見えて、実現困難な「2in1」

 しかし、今回投入された「2in1」をしっかり見ると、904iシリーズが、世代繰り上げが妥当なモデルであることが分かる。
既報のとおり、2in1は2つの契約者番号を1台の携帯電話に“完全な形で共存”させるものだ。
一見すると単純なサービスのように感じるが、ネットワーク側で付加番号を割り当てるのではなく、
あくまで別個の契約者番号として取り扱い、端末上でも“2つの番号”として機能の切り分けと共存(デュアルモード)を実現している。
これは端末、ネットワーク、顧客管理システム、店頭でのオペレーションから各種サービスの約款まで、
大幅な見直しと改修が必要なサービスである。


ITmedia +D モバイル:それは“ドコモらしい反撃”──「2in1」とFOMA 904iシリーズ

 

■ドコモ2.0は痛い…

 いまどき「2.0」を付加したブランディングを行うのは、痛すぎますね。2.0が流行ったのは一年も前のことなのに、なぜいまさら?
 夏野氏も2.0を付加することには否定的だったようですが。 新しくなったという意味で、2.0を付加しているわけですが、
一般の人に意味がわかるわけもなく、業界向けのアピールにしてはちょっと古すぎる。

 一般の人に浸透する言葉かというと… う~ん、微妙。センスを疑うな。

 

 auに2in1の機能が搭載されるのを待って機種変しよう。一年後か?