携帯
人口カバー率の功罪
0携帯の「人口カバー率」ってよく聞きますよね。
キャリア(ドコモやauのようにサービスを提供する会社)が盛んに人口カバー率9x%!って宣伝しています。、
これを見てどこでも使えるんだと錯覚しがちですが、この数字/定義が結構いい加減です。
人口カバー率の定義は、
市町村の市役所や村役場などの行政サービスを行っている本局がエリアであれば、その市町村全域の人口が人口カバー率に組み入れる。
というものです。(現行エルクマーク法)
厳密には一定以上産業が集積している地域や、ある程度の規模の観光地もエリアでなければ、人口カバー率に組み入れられませんが、
地方の主要産業は「行政サービス」という現実である以上、
行政サービスの周辺に人口が集中していることも多いので、モータリゼーションが進む以前であれば、有効な指標といえたでしょう。
しかし、現在は高層ビルの増加やコンクリート建築の建物が増加した影響で、電波の届かないデット・スポットが多く発生しており、
エリア内のはずが使用できないケースが増えています。
携帯の監督官庁である総務省もこの人口カバー率については、一考する必要があると考えており、「 “http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/021001_1.html”>携帯電話サービスにおけるエリア整備の在り方に関する調査研究会」
なんてものを作って、定義および定義の変更を行おうとしているが、いまいちな感じ。
いっそのこと、最近の携帯についているGPS機能を利用して、
通話時のGPS位置情報を利用して利用可能エリアとしてWebに公表した方が、精度の高い情報が利用出来ると思う。また、
店舗などでは簡易電測&利用可能ポイントとして登録できるiアプリやezアプリなどをフリーでダウンロードさせて、
電波状況を登録させれば充実するだろう。
やりませんか? ドコモさん。
ついに禁じ手が… ボーダフォン 通話定額登場
0ついにやっちゃったのね。
自社内だけとはいえ、特定他者に対して通話料定額を開始。
もともと「家族通話定額」をキャンペーンで10月末まで無料でやっていてあるていどのデータはたまったという上での決断だと思う。1契約2台もしくは複数でのトラフィックは予想よりも少なかったのと、ここ最近の契約数減少で帯域が余っていたというところか。
ウィルコムの広告記事によると、定額制導入者のトラフィックは約6倍にも達する。ウィルコムの場合通話場所のほとんどは室内、定額制利用者の多くは自宅で利用するものと推測されるので、トラフィックの分散も可能になる。
逆説的に言えば、本来2Gから3Gに順調に移行していればこのような施策は自らの首を絞めることであったが、数々の不手際で純減を招いたために可能になったのかもしれない。
最近は純増基調になっているが、問題はその中身だ。ドコモやauと違い、純増数のうち2Gのプリペイドが約10%(2005年6月)、2005年9月の3G率は11.6%となっている。
すなわち、現在の純増のほとんど(約8割は2Gのポストペイド契約、約1割はプリペイド契約)は2Gのままとなっており、他社と一桁違う3G利用者数のおかげといえる。
ウィルコムとボーダフォンの定額の内容は大きく異なっているが、ウィルコムはコンシューマ向けでは打撃を受けるものと思われる。
(ウィルコムはビジネス向けでは力強く成長するだろう)
他社への波及は当面ないとは思うが、ボーダフォンの最後の切り札を出したといえる。
参考記事:音声定額で変わるビジネスコミュニケーション[pdf]
参考記事:WIRELESS JAPAN 2005 – ウィルコム増速ロードマップは今年中に384kbps、来年後半に768kbps


