時事: 2007年5月アーカイブ
夏の参議院選挙に「たけしのTVタックル」などで人気のテレビ朝日の丸川珠代アナウンサー(36)が出馬することが15日、分かった。この日、同局を退社。16日に最終決定する。安倍晋三首相の強い要請を受けての出馬で、東京選挙区からの立候補になりそうだ。 英語が得意な丸川アナは、03年6月から04年5月まで米ニューヨーク支局に赴任。その時「遠くから日本を見つめたことで国政に強く興味を持ちはじめた」(テレビ局関係者)そうで、首相からの要請を快諾。15日付でテレビ朝日を退職した。 スポニチ Sponichi Annex ニュース 社会
かなりビックリする出馬です。すでに退社している訳で、本人の決意がうかがい知れます。(別に選挙に出るだけであれば休職すればいい問題です)
記事中には無党派層にターゲットを絞っている趣旨がありますが、そもそも無党派層が見るような番組には出ていない人なので、アピールできるのでしょうか。
■MicrosoftがYahoo!を合併交渉、結局中断
この手のリークは破談させるために行うので、Yahoo!の買収反対派の工作でしょう。New York Post※によれば、50Billion! (50Billion=500億ドル=6兆円) と超破格な金額が提示されており、 これ以上の金額の上昇はMicrosoftの株主の反対も予想されるため、反対派の工作は成功したといえるでしょう。
The same report values Yahoo! at $50 billion; the interest by Microsoft is said to be serious to the point that world renowned bankers Goldman Sachs are advising Microsoft on the deal.
※New York Postはタブロイド紙(ゴシップ紙)です。New York Daily Newsよりちょっと落ちるぐらいです。
現在のYahoo!の時価総額は440億ドルと、決して小さな金額ではありません。 Microsoftの時価総額が2,900億ドルと非常に大きな金額とはいえ、 株式交換で買収を行えば株価へのインパクトはかなり大きいので、 当然ながらMicrosoftの株がYahoo!買収に伴うプレミアム分希釈されるわけですが、 発表があってからMicrosoftの下落率が1.5%と小幅なためマーケットは好感をもっているようです。Yahoo!の18% 上昇は当然でしょう。
Yahoo is no small target; it has a market capitalization of about $44 billion
The New York Times - Microsoft Rekindles Its Pursuit of Yahoo
■もし実現したとして、意味はあるのか?
売上高や市場占有率という意味で買収するのであれば意味がありますが、 市場が期待しているGoogleの対抗軸のための補完といった意味であれば意味は無いでしょう。
そもそも似たようなWebカルチャーの会社同士がくっついたところでGoogleに対抗できるかというと、 重複する部分が多く1+1=1にしかならないのですから対抗にはなりません。Googleが市場に受け入れられたのは、 検索の精度が高いということがありますが、リッチなWebを否定してスピードを重視した結果でしょう。 現状のmsnやYahoo!はリッチなWebコンテンツを提供してユーザーを集めており、検索よりもポータルを重視しています。 既存の路線で1+1=1以上にするためにはポータルとしてユーザーに今以上の利便性を提供する必要があります。
無理に対抗軸になるよりもコンテンツをさらにリッチにして、Googleの検索結果の行き先になるのがもっとも利益を生みそうです。
■スマートフォンは女性に受けない
以下Blogを見て思ったこと。
で、今回のこの記事だ。この記事のいうとおり、かつてのPDAのように、スマートフォンは一部の「大きいお友達」 にはうけているが、「女性」にうけているとは言い難い。
上記Blogでは女性がスマートフォンを使わない理由として、「ゴツイ・厚い(デザインが野暮ったい)」「必要がない」 と論じています。私もほぼ同じ事を思いますが、 一番肝心なのは使いたくなるようなアプリケーション/サービスが入っていないからではないでしょうか。
過去、女性がこの手の端末を持ち歩いていた時代があります。マスターネットが提供していたメールサービスの
「10円メール」です。
これはNTTドコモのネットワークを使用したメールサービスで、NTTの提供するポケットボードかPocket
PC(Windows Mobileの先祖)でメールを送っていました。
ケータイに通信ケーブルをさして使う、はっきり言って不格好です。デザインもお世辞にもいいものとはいえないですし、 非常に使いづらい物でした(爪の長い女性のことを考えていないキーボードなど)。それでも10円メールというサービスが、 持ち運びさせるだけのメリットをユーザーに提供していたわけで、少なくとも魅力のあるサービスであれば使ってくれます。
ちなみに10円メールは男性がパソコンでダイヤルアップしてメールを読んでいた時代に、簡単で安価、 持ち運べるという理由で女性に支持されていました。 アーリーアダプターからアーリーマジョリティに遷ろうとした段階でiモードが登場したので、キャズムを超えられたかはわかりませんが、 現在のスマートフォンのように女性のイノベーターすらいない事を考えれば、学習する必要はあるでしょう。
■女性がスマートフォンを使う必要がない理由
現在のスマートフォンはPDAにインターネットができてメールが打ちやすいぐらいしか機能がありません。 インターネットやメールは携帯で十分間に合いますのでPDAの部分が差別化ポイントになります。
女性の手帳を見せてもらうと、通常の予定の他に基礎体温、排卵日、彼とのHの満足度(笑)などなどが当然のように記載されています。 さらにプリクラが普通に貼ってあるんですよね。
現状のスマートフォンのスケジューラーには女性の手帳のようにアイコンや写真を気軽※に貼れるものがありませんので、 既存の手帳と比べると劣っています。PDAのメリットである同期にしても、男性の場合、 鞄を持つ機会というのは仕事の時ぐらいしかありませんが、女性の場合は常に鞄が手元にあり、コスメや財布、手帳などすぐに取り出せます。 つまり、常に必要な情報は手元にあるわけで、同期をする必要がありません。劣った機能しかないスマートフォンを使う必要がありません。
もしデザインがネックとして普及しないのであれば、 資生堂などのインダストリアルデザイナーにコンパクトのような外観のデザインをオーダーすればいいだけですし。 デザインはファンデーションの横にパフがある長方形のコンパクトのような外観で、 ツメの問題があるので指の腹で押しやすいキーボードであればいいでしょう。
(男性の場合スマートフォンを購入する理由として、カスタマイズ性をあげますが、 女性でその部分に魅力を感じる人はすでに購入していますので、ここでは取り上げていません。)
※標準以外のスケジューラーであればアイコンや写真を貼れるものがあります。
■最後にはケータイにマージされるから気にする必要はない
現在のケータイの進化スピードを考えれば、機能は早晩追いつきます。 最終的な差異はカスタマイズ性とキーボードの有無ぐらいになるでしょうから、スマートフォンが今よりもニッチなり、 女性がスマートフォンを使ってくれないという議論は意味がなくなるでしょう。
■参考リンク

