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 海外で販売されているLa Foneraが微妙なバージョンアップをしたようです。 新しい型番はFON2200と従来千品のFON2100から100番アップ。

 従来製品との違いは以下のリストにまとめていますが、 基本的にはコストリダクション(企画設計からのコスト削減)のようです。また、未確認ですがLa Foneraの温度問題は解決したらしいです。

  • 入力電源の変更(5V 2A → 7.5V 1A)
  • シリアルポートの変更(10pin → 4pin)
  • メモリドレスの変更(0x80040450-0x80fe1000 → 0x80040aa0-0x80fe1000、 650byte少なくなった)
  • PCBの変更

 以下の画像はクリックすると拡大されます。

fon2200_front
基盤-表

fon2200_back
基盤-裏

power 
ACアダプタ表示

 以下関連リンク

 おまけ。溶けるLa Fonera。途中の嘆きが哀愁を誘います。

 12月4日に行われたFONナイトに行ってきました。ちょっと遅れていったので、 最初のセッションにあったFONの創立者マーティン・バルサフスキーさんのトークは聞けず、 日本法人のCEO藤本潤一さんのQ&Aのところを聞いたのですが、全体的に散文的で歯切れの悪い回答に終始していて、 ちょっと残念でした。

 さて、FONソーシャルルータですが、コンパクトでいい感じです。目の前が公園なので窓辺に設置していますが、電波の到達距離、 安定度は以前設置していたリンクシスWRT54G-JPには及ばない感じです。 これはアンテナがダイバーシティではないことと、アンテナの出来が違うから当然ですが、24,000円で販売されていたものと、 2,000円で販売されるものなので比べるのは酷ともいえます。

 提供しているファンクションはあまり多くはありませんが、多くの人には十分でしょう。以下はファームウェアの画面ショットです。 最初は英語のステータス画面が出ますが、Language設定で日本語を選べば日本語になります。

 以下画像をクリックすると拡大します。

basic-status-en    Status。

 現在割り当てられているIPアドレスや無線LANの情報を表示します。

 

language-en   Language

 「Language」 の横のドロップダウンメニューの中から各種言語が選択できます。初めて起動した直後は「English」 に設定されていますので、 「日本語」に設定を変更しましょう。

 以下日本語の設定画面です。

basic-status   ステータス

 日本語表示のステータこんな感じになります。基本的な情報は網羅していますので不満はないでしょう。

 

basic-publicwireless  パブリックWiFi

 他の人に共有する無線LAN SSIDを設定します。「FON_」以降の文字を変更します。 基本的に周りにFONソーシャルルータが複数なければ変更の必要はありません。

 

basic-privatewireless   プライベートWiFi

 所有者が使う無線LANの設定を行います。 オープン、WEP、WPA、WPA2、 WPA/WPA2ミックスドモードが選択できます。 WEPキーはリンクシスの無線LANと同じで16進のみです。 バッファローのように短いキーを使うことは出来ません。

 

password  パスワード

 パスワードを変更します。 設置後すぐにパスワードを変更しましょう。 

 

language  言語

 WebUIの言語設定を変更します。 日本語以外に、英語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、フランス語、中国語 (繁体)に対応しています。

 

 advanced-internet インターネット接続設定

 FO Nソーシャルルータから直接インターネットに接続する場合に設定します。 ローカルルータとして使用する場合は特に変更する必要はありません。DHCP、静的IP、PPPoE、PPTPに対応しています。 PPPoEマルチセッションには対応していません。

 

advanced-wired   ネットワーク設定

 プライベートWiFi内に割り当てられるIPアドレスとDHCPサーバーの設定が行えます。 ファイウォールの設定でネットワークのアクセスポリシーが変更できます。「パブリック->プライベート」 「パブリック->WAN」「プライベート->WAN」のアクセスポリシーが変更できます。 通常は特に変更の必要はありません。

 

advanced-wireless  ワイヤレス設定

 無線LANのチャンネルや接続モードの変更が出来ます。 ネットワークパフォーマンス向上のために11g固定などに変更できますが、 通常は変更の必要はありません。チャンネル数は11chまで。

 

portfoward   ポートフォワーディング

 特定のポートを特定のIPアドレスに転送します。たとえばゲームなどに使用します。

 

firmup  ファームウェアのアップグレードと修正モジュールのインストール。

 FONがファームウェアのアップデートをしたときに使用します。

 このように全体的に非常にわかりやすく作られていますので、 一度ルータのインターネット設定をしたかたは苦もなくセットアップできるでしょう。

 

 ついにFONが日本でもFONソーシャルルータの配布を開始したようです。

 FON WIRELESS Limitedの子会社フォン・ジャパンは、12月5日より「FON」 の日本展開を本格的に開始すると発表した。FONの対応ルータ「LaFonera」を1,980円で販売。 エキサイトとの提携による共同展開も行なっていく。

BroadBand Watch / 「FON」が日本での本格展開を開始。エキサイトとの提携も

 

 さらにうれしいのはFONソーシャルルータ「LA FONERA」 を2006年12月9日まで無料で配布されます。(送料はどうなんでしょ)

FON Japan (12/5から受付開始)

 

 ようやく日本でもソーシャル無線LANネットワーク FON が活動を始めたようです。既存のHotspot提供会社では採算の関係で設置できそうにない場所に設置できますので、 期待が持てますね。

 ついでにAtherosからAR5006AP-GがFONルータに採用された主旨のプレスリリースが発表されています。

Atheros Communications and FON Collaboration Supports Expanding Worldwide Wi-Fi Community

SANTA CLARA, Calif., Oct. 16, 2006 ? Atheros Communications, Inc. (NASDAQ: ATHR), a leading developer of advanced wireless solutions, today announced that FON, the largest Wi-Fi community in the world, has introduced high-performance Social Routers featuring Atheros’ single-chip 802.11b/g router solution, the AR5006AP-G. The solution enables FON’s “La Fonera” Routers to deliver superior 802.11g throughput ? physical data rates up to 54 megabits-per-second ? with over 300 feet of signal coverage, the length of a typical city block.

--- 10-16-2006,Atheros

 以前のエントリー(時間の渦: FONのルータはACCTONが製造)で、すでに製造がはじまっているルータの宣伝のために、 Athrosがプレスリリースをうったのでしょう。

 ちなみに一部オンライン媒体(ニュースサイト)でSuper Gに対応していると記述がありますが、これは誤っています。 上位のAR50006AP-GSにはSuper Gがありますが、AR50006AP-Gにはありません。Super GはSuper Gに対応したAtheros同士であれば有効ですが、他社製品との通信は通常の11gでの通信になります。(厳密にはAP側がSuper GになっていればクライアントがSuper Gでなくても若干スループットが上がります)

 FON中の人へ、日本での発売の前の注意点を一つ。

 前、とはいっても2年前ですが総務省に問い合わせたとき、1~13chでTELECを通っているものを1~11ch(=米国仕様) に制限かけることはNGとの回答を受けたことがあります。つまり、 ファームウェア上でカントリーセレクトして簡単に使用可能チャンネルを変更できるようにすることは、違法ということなります。立法の趣旨 (最低限他人に迷惑をかけない)から考えると非常に不可解ですが、 日本だけ専用ファームウェアを提供しているメーカーが多いのはこういった理由からです。 逆に11chまででTELECを通して共通ファームウェアで対応するっていう手もあります。

 スペインではかなりメジャーなHotSpotとなりつつあるFONですが、インストールベースを拡大するためにACCTONに生産を依頼したようですね。

Accton seen cutting WiFi kit deal with FON - Computer Business Review
Taiwanese networking vendor Accton Technology Corp is reported to be close to announcing a deal with community WiFi developer FON SA to manufacturer wireless equipment for the Spanish company.

 コンパクトな作りで、ルーター機能の持っていない無線LANアクセスポイントです。大きさは72mm x 97mm x 22mmと非常にコンパクト。背面には壁面にかけて使えるようにウォールマウントポートがあります。

 

 無線部の使用チップはAtheros社のAR2315A。 AR2315AにはAR2316BについているSuperG機能がありません。(SuperGは無線通信を向上させる、 いわゆるフレームバースト機能に圧縮を加えたものと考えればいいでしょう。) 本製品にスイッチ/メモリー/RF(とはいってもレシーバーまでは本チップの中に入っています)/アンテナと少々のものをつけるだけで、 IEEE801.11b/g無線LANルータがかんたんに出来てしまうチップです。(MAC、PHY、ベースバンド、 CPU/MIPS全部コミコミ)

 メモリーにhynix HY57V281620ETP-Hが接続されています。128Mb(=16MB)、動作クロック133MHzと標準的なスペック。 Altima AC101Lは10/100 PHYです。Altima Communication社は現在Broadcom社に買収されています。 hynixのメモリーの裏にフラッシュメモリーらしきものがありますが、型番は不明ですが、4MB積んでいます。

 外部ポートは5V電源端子、10/100イーサネットスイッチ×1、アンテナ端子は標準的なSMAタイプです。

 ソフトウェアはOpenWRT(Linux2.4)で構成されていますので、WRT54G(リンクシス) のものがそのまま動いていると思えばいいでしょう(WRT54GもMIPSベース)。

Fon, the Social Router - Martin Varsavsky | English
Some technical specifications for techies: LA Fonera works with a Atheros 2315 chipset, Linux 2.4, FON'sfirmaware based on OpenWRT, 4MB Flash and 16MB SDRAM. Supports 802.11b/g the antenna can be removed in order to replace it for another one with more range.

 

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