IT: 2004年9月アーカイブ
うまい! KDDI。
今日リリースのあったKDDIの「固定電話網のIP化推進について」だけど、よく考えられているなぁと感心。
相当短い時間だったにもかからず、ソフトバンクに遜色ない内容とコストダウンのためのフルIP化で収益に対する影響の排除もきっちり行っている。
うまい点は、
1.基本料金を1,500円のみにすることによって、大都市圏のみのサービスとしたこと
2.プッシュ回線を標準サービスとしたこと
3.国外向け通話の最安値(同様の内容の競合他社比較して)にしたこと
1の基本料金の固定は、ある程度人口のある都市圏でないと2級~3級にはならないので、1級の人口過疎地域のユーザーには魅力がないので、加入する意味がない。即ち、利益率の良い都市圏のみのサービスに特化したこと。会社にとって見ると、利益が最大化される。
http://www.ntt-east.co.jp/contact/qa/a1.html
2-4 基本料金(回線使用料)に違いがあるのはなぜですか
基本料金(回線使用料)は、利用種別(事務用・住宅用の区分)やお客様のご契約いただいている弊社の電話サービス取扱所の種類によって金額が異なります。取扱所は区域内通話でかけられるお客様の数によって1~3級に分けられております。
1級取扱所 50,000未満
2級取扱所 50,000~400,000未満
3級取扱所 400,000以上
2のプッシュ回線を標準サービスとしたのは、法人をねらっていることが見え見え。プッシュ料金を付加した価格を比べると最安値はKDDI。もっとも電話をかけるユーザーは個人よりも法人なので、うまいところを付いている。
3の国外向け通話の最安値は、ある程度の海外に通話のある小規模企業をねらっていることがわかる。余り規模の大きくないところには価格のオファーが行かないので、意外と高いままのことが多い。これで個人~小規模企業をかっさらいって感じかな。
KDDIに希望することは、ADSLサービス、au携帯電話サービスを全てセットにしてサービスを提供することかな。

