スマートフォンが女性にうけない理由って意外と単純なんじゃない?
■スマートフォンは女性に受けない
以下Blogを見て思ったこと。
で、今回のこの記事だ。この記事のいうとおり、かつてのPDAのように、スマートフォンは一部の「大きいお友達」 にはうけているが、「女性」にうけているとは言い難い。
上記Blogでは女性がスマートフォンを使わない理由として、「ゴツイ・厚い(デザインが野暮ったい)」「必要がない」 と論じています。私もほぼ同じ事を思いますが、 一番肝心なのは使いたくなるようなアプリケーション/サービスが入っていないからではないでしょうか。
過去、女性がこの手の端末を持ち歩いていた時代があります。マスターネットが提供していたメールサービスの
「10円メール」です。
これはNTTドコモのネットワークを使用したメールサービスで、NTTの提供するポケットボードかPocket
PC(Windows Mobileの先祖)でメールを送っていました。
ケータイに通信ケーブルをさして使う、はっきり言って不格好です。デザインもお世辞にもいいものとはいえないですし、 非常に使いづらい物でした(爪の長い女性のことを考えていないキーボードなど)。それでも10円メールというサービスが、 持ち運びさせるだけのメリットをユーザーに提供していたわけで、少なくとも魅力のあるサービスであれば使ってくれます。
ちなみに10円メールは男性がパソコンでダイヤルアップしてメールを読んでいた時代に、簡単で安価、 持ち運べるという理由で女性に支持されていました。 アーリーアダプターからアーリーマジョリティに遷ろうとした段階でiモードが登場したので、キャズムを超えられたかはわかりませんが、 現在のスマートフォンのように女性のイノベーターすらいない事を考えれば、学習する必要はあるでしょう。
■女性がスマートフォンを使う必要がない理由
現在のスマートフォンはPDAにインターネットができてメールが打ちやすいぐらいしか機能がありません。 インターネットやメールは携帯で十分間に合いますのでPDAの部分が差別化ポイントになります。
女性の手帳を見せてもらうと、通常の予定の他に基礎体温、排卵日、彼とのHの満足度(笑)などなどが当然のように記載されています。 さらにプリクラが普通に貼ってあるんですよね。
現状のスマートフォンのスケジューラーには女性の手帳のようにアイコンや写真を気軽※に貼れるものがありませんので、 既存の手帳と比べると劣っています。PDAのメリットである同期にしても、男性の場合、 鞄を持つ機会というのは仕事の時ぐらいしかありませんが、女性の場合は常に鞄が手元にあり、コスメや財布、手帳などすぐに取り出せます。 つまり、常に必要な情報は手元にあるわけで、同期をする必要がありません。劣った機能しかないスマートフォンを使う必要がありません。
もしデザインがネックとして普及しないのであれば、 資生堂などのインダストリアルデザイナーにコンパクトのような外観のデザインをオーダーすればいいだけですし。 デザインはファンデーションの横にパフがある長方形のコンパクトのような外観で、 ツメの問題があるので指の腹で押しやすいキーボードであればいいでしょう。
(男性の場合スマートフォンを購入する理由として、カスタマイズ性をあげますが、 女性でその部分に魅力を感じる人はすでに購入していますので、ここでは取り上げていません。)
※標準以外のスケジューラーであればアイコンや写真を貼れるものがあります。
■最後にはケータイにマージされるから気にする必要はない
現在のケータイの進化スピードを考えれば、機能は早晩追いつきます。 最終的な差異はカスタマイズ性とキーボードの有無ぐらいになるでしょうから、スマートフォンが今よりもニッチなり、 女性がスマートフォンを使ってくれないという議論は意味がなくなるでしょう。
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