2008年11月14日に投票予定の次期米国大統領選候補のマイク・グラベル氏ですが、
発言がものすごくカッコイイのです。マイク・グラベルって誰? っていう感じですが、ヒラリー・
クリントンなどと比べて全く知名度はありません。
- マサチューセッツ州出身。1969年から81年までアラスカ州選出上院議員、1972年大統領選挙では、 民主党副大統領候補の地位をめぐって争った。働いているかを問わない年間所得保障を提言したことで知られる。 選挙の時点で78歳という高齢である点、30年ほど連邦の政治から離れている点を指摘されている。
- 2008年アメリカ合衆国大統領選挙 - Wikipedia
ディベートで行われている彼の発言の骨子は現在の米国民の本音に近い、イラクからの即時撤退を主としています。 外政が主体の演説になるのは昨今の状況から致し方ないでしょう。彼のWebの公約も6つのうち2つしか内政向けの公約がありません。 (適切な課税と所得によらない公平なヘルスケア)
以下の参考リンクを読む前に、大統領選の予備知識とメディアのポジションを説明します。 米国のメディアはFOXニュースをのぞいたテレビは民主党よりで、ラジオは共和党よりの放送を行っています。 グラベル氏はおもにニューハンプシャー州で遊説を行っていますが、 これはニューハンプシャー州が州法の規定により米国で一番最初に予備選挙が行われ、その予想・結果が一日中ニュースで流れるためです。 予備選挙の投票は候補者を直接指名するわけではなく、共和党・民主党・無所属の中から選びます。
暗いニュースリンクさんの「異色のド根性大統領候補: マイク・グラベル」にディベートの発言がありますので、一度ご覧あれ。
司会者:
「(中略)この舞台上の議員達に、あなたならどのようなアドバイスをしますか?」
マイク・グラベル:
「まあ、まず第一に理解しなきゃならんのは、ジョージ・ ブッシュが詐欺的な基準に基づいてイラクに侵攻した時点でこの戦争は敗北していたということですな。(後略)別の方策が必要だ。(中略)撤退しなきゃ重罪になるという法律を作るんだ。 その条文は私が用意する。
フィリバスター(発言による議事妨害)が心配なら、戦術をさずけよう。下院は通過できるだろうな。すでに多数派だから。上院では、 フィリバスターをやらせればいいさ。それで、リード院内総務は毎日12時に討論終結動議を出すんだ。そしてアメリカ国民に、 誰が戦争を長引かせているのかハッキリと見せてやれ!」
(会場:拍手)
少なくとも日本ではこんなに率直な意見を出す人はいないでしょう。 少なくとも米国では多様な意見を持った人が大統領選に出馬して各自のオピニオン(意見)を戦わせるわけです。 選挙資金が集まったところが最終的に大統領になるとはいえ、日本のようにチャンスも与えられないよりは民主的でしょう。
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